事業承継と相続
先日、京都大学で事業承継の勉強会がありまして、
帰りに京都大学前でたまたま乗ったタクシーが「四つ葉」でした。
ドライバーさんは元ホテルマンで何か国語もお話しできるスーパードライバーさん。
経営者の課題はいろいろありますが、「後継者経営」は独自の経営課題があります。
後継者は一見、ラッキーで楽なように見られるのですが、ちゃんと承継の道に入るとその道すがらは結構大変なのです。
これは後継者あるあると言いますか、後継者でないとわからないことかもしれません。
事業承継=相続対策という認識でいると本来の事業承継ができなくなります。
事業承継は受動的な問題ではありません。
後継者が主体となって価値ある会社や事業を受け取り、その価値を高めていく能動的な活動を事業承継の本質と捉えることが大切です。
事業承継=M&Aではないですから。これはいろいろ検討した後の1つの手段です。
ただし、後継者は先代から会社をM&Aする感覚が必要です。
引き継ぐ対象を客観的に見ないといけませんからね。
そんなことを京都で学べてラッキーでした!