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相続対策というより高齢化問題対策

    
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相続対策というより高齢化問題対策

だんだんと空気も春の訪れを感じさせるようになりましたね。

2月は日数が少ないので、あっという間に過ぎ去った感じです。

2月は信託・相続の相談と受任が多かったです。

きっと、「あれ、何もしないと自分たちの財産が管理できなくなるんじゃ?」という

ことにだんだん気づく方が増えたのでしょう。

どんな方が依頼者かというと

信託(家族信託)は、自分が高齢化してきて誰かに財産を託したい人(面倒みてもらいたい)か、

財産を託して欲しい(管理してあげたい)と思っている人が依頼者になります。

ですので、ほとんどが親子関係にあります。たまに兄弟姉妹、甥姪の関係もありますよ。

信託をする場合は、家族でしっかりお金の話をすることができる人間関係かどうかが大事ですね。

遺言書と違って契約ですからね。

遺言書はこっそり一人でできますし、私が依頼を受ける場合でも家族の方には内密にするケースもあります。

相続とかお金の話は誰かが得すれば誰かが損する関係なので、なかなか話を進めるのが難しいですよね。

だから私に依頼していただけるのでしょうけど。

これからますます高齢化社会になってきて、誰かに支えられないと生活できないという方が多くなるでしょう。

その時代には相続をきっかけに争っている場合でなく、建設的に財産や権利をどうしてくか

を考えていく文化が豊かな社会には必要と思っています。

また、介護はとーっても大変ですからね。私も祖母を在宅で3年介護しましたのでよくわかります。

この話はまたの機会にします。

ではまた。

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