ラジオ出演 相続登記、家族信託から国土を守る話題まで
相続登記を放っておいたら....
ある日、縁もゆかりも無い役所から固定資産税を払ってください!とか
建物が崩れそうで危険だから対応してください。
なんて通知がくることがあります。
遠い親類が相続登記をしないで、ほったらかした不動産の固定資産税や空き家の対応を
請求するために役所が相続人を探して通知してくるんですね。
最近は昭和60年に亡くなった方の相続放棄をしました。
依頼者の祖母の兄弟の名義の不動産が地方にあったんですね。
依頼者に役所からの請求通知が来たので、慌ててご相談に見えましたが、すぐに相続放棄
を家庭裁判所で手続きしましたので、責任を負わずに済みました。
こんなことはけっこうあります。
相続登記をしないで、2016年の所有者不明土地の総面積は九州を上回る規模ですが、2040年になると北海道本島(約780万ヘクタール)に迫る規模となる計算だそうです。
東京都は比較的相続未登記の不動産は少ないですが、地方は多いようですね。
事前対策意識の啓蒙と相続対策や家族信託・遺言書の活用
がこれからの所有者不明問題の解決に必要と思います。
とくに都市部の不動産は何もしないことがリスクであることは、みなさん感じているようですので
ますます、高齢化や認知症リスクに対する事前対応が重要ですね。
詳細はラジオでお聴きください!