相談会の相談員が感じたこと
先日は大田区の相談会の相談員を務めました。
ご高齢の方を対象にした、自分らしく生きるための相談会でした。
相談者の将来の不安や相続に関して問題と感じることを伺って、法律や必要な制度の説明やご案内をする役目をいただきました。
たくさんのお話を伺って、お子様がいないご夫婦や単身者の方は、将来の不安や自分が亡くなった後の問題を強く感じておられるのだと思いました。
どうしても加齢とともに体力は落ちますし、近くに親戚や頼れる方がいないという環境は漠然とした不安を感じる原因になります。亡くなる順番も選べませんし。
病気を抱えている方は、独りで倒れたらどうしよう。と一層不安を感じるでしょう。
独りで何かあったらどうしよう・・・。
残された人たちはどうなる・・・。
という不安に対して手当できる法律や制度はありません。ですので、法律や制度、自分の財産を活用して行動して、親族の協力を得られるようにすることで不安は和らぐのではないかな。
と相談員をしながら考えました。
自身の不安を親族に正直に伝えられる関係性や環境が整っていることはとても重要と感じました。
ありがとうございました。