遺言書の種類・特徴と費用を解説
目次
【司法書士が解説】3種類の遺言書とその作成費用~3億円の遺産を想定したケース~
こんにちは。東京都大田区の菱田司法書士法人です。
相続のトラブルを防ぐために重要なのが「遺言書」の作成です。
遺言書には大きく分けて次の3種類があります。
- 公正証書遺言
- 自筆証書遺言
- 自筆証書遺言(法務局保管制度を利用)
今回は、遺産総額3億円・相続人3名というケースを想定し、各遺言書の特徴と作成にかかる費用をご紹介します。
◆ 遺言書の種類と費用比較 菱田司法書士法人の場合
遺言の種類 | サービス内容 | 司法書士報酬(税別) | 備考 |
---|---|---|---|
公正証書遺言 | ・面談・内容確認 ・文案作成 ・公証役場との調整 ・証人2名手配含む | 120,000円〜200,000円 | ※公証人手数料別途(約10〜20万円) ※検認不要 ※証人は当法人で手配可能 |
自筆証書遺言 | ・面談・文案作成 ・法的チェック | 70,000円〜150,000円 | ※全文手書きが必要 ※検認が必要 |
自筆証書遺言+保管制度 | ・面談・文案作成 ・法務局提出支援 ・保管申請書類の作成 | 150,000円〜200,000円 | ※法務局保管料別途(3,900円) ※検認不要 ※書式に厳格なルールあり |
◆ 公証役場の手数料について(3億円・相続人3名の場合)
公正証書遺言を選んだ場合、公証人手数料も別途必要です。
相続人が3名で、それぞれ1億円ずつ相続するケースでは…
- 公証人手数料:43,000円 × 3名 = 129,000円
- 遺言加算:11,000円
- 合計:約140,000円(+証明書や謄本の費用等)
◆ 選び方のポイント
ポイント | 公正証書 | 自筆証書 | 自筆+保管制度 |
---|---|---|---|
信頼性・安全性 | ◎ | △ | ○ |
費用の手軽さ | △ | ◎ | ○ |
検認手続きの有無 | 不要 | 必要 | 不要 |
専門家の関与 | 高い | 中程度 | 高い |
◆ 当法人のサポート内容
- ご相談から作成、必要書類の取得代行まで一括対応
- 公証人・法務局とのやりとりもサポート
- 出張サービスあり(高齢の方・施設入居中の方)
◆ まずはご相談ください
「どの遺言書が自分に合っているかわからない…」という方でも、初回のご相談で丁寧にご説明いたします。
将来の相続に備えて、早めの準備をおすすめいたします。
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